推奨設定算出機能付き音価計算機+音価視認メーター
METRO PLUGINはミキシングやマスタリング時のエキスパンダー、コンプレッサーなどのエフェクトに使用するパラメータのベスト値候補を算出するプラグインです。
現代のミキシングでは楽曲のBPMから割り出したその楽曲で使われる音符の長さの値をパラメータに反映させることで、ミキシング全体へのダイナミクス処理を音符ベースで最適化する手法が使われる事は少なくありません。
音符ベースの処理とする事で、各トラックはサイドチェインの上位互換のような状態となり、オシロスコープなどで出力波形を観察しても非常に合理的な挙動が観測できます。
結果として感覚のみの作業よりも音楽的なアプローチでミックスやマスタリングをより身近なものにし、最終的に出力されるスピーカーやヘッドホンを適切に鳴らす信号を作る事が可能になります。
サウンドエンジニアリングは新しい夜明けを迎えます。
BPMを入力出来ます。SYNCモード時は入力を受け付けず、セッションのBPMが表示されます。
セッションのBPM情報を取得して自動でセッションのBPMに同期します。
音価視認メーターの動作をオンオフします。
パルス信号の再生、停止を切り替えます。
振り子とパルスの速度を×0.5、×1、×2で瞬時に切り替える機能です。
後述するパニックモード機能のオンオフボタンです。
表をクリックした際に自動的にクリップボードに値をコピーする機能のオンオフボタンです。
後述するASSIST表を表示します。
特に音価メーターとASSIST機能については本製品の最大の特徴となっていますので是非有効に運用してください。
振り子型のメーターが左右に揺れて音価を目で確認できるメーターになります。
基本的に左右に振り切る長さが4分音符の長さとして、8分、16分、32分の位置にドットマークを配置しています。
作業するエンジニアがバスドラムやスネアに使うエキスパンダーやコンプレッサーのアタック、ホールド、リリースなどにどの音価を求めているのかを聴覚に加えて視覚も使って合理的に確認できます。
もちろんこだわりの強いクライアントが見ても一目瞭然ですのでコミュニケーションの効率化にも繋がります。
サウンドエンジニアがこの計算表からどの値を選出してエキスパンダー、コンプレッサーに運用するかをBPMから割り出した推奨値として表示します。
エキスパンダー用の推奨値が表示されます。
コンプレッサー用の推奨値が表示されます。
バスコンプレッサー、マスターコンプレッサーなどへの推奨値が表示されます。
DRY/WET機能がないエフェクターなどでの一般的な数値を表示します。
DRY/WETのパラレル処理を前提にエンベロープカーブをより積極的に形成する場合の数値を表示します。
表をクリックした際に数値をOSのクリックボードにコピーします。
クリック後に対象となるプラグインのパラメータの数値入力窓に対してペーストして使うことで素早くパラメータを更新できます。
タップした表のSTANDARD列のタイミングで振り子とパルス信号が動作します。
オマケモードですが、特に短い音符について再生時や人間が認知するフロー、それらの限界について視野を広げるきっかけになるかも知れません。
Pro Toolsで使用する場合は、正しくテンポ情報を得るために以下のいずれかの方法で使用してください。
本プラグインは正確なテンポデータを取得するため、モノラルトラックには非対応です。
ステレオトラックで使用してください。
METRO PLUGIN、EVERTONE EXPANDER及びEVERTONE COMPRESSORは全てのミュージシャン、エンジニアに真の自由をもたらします。
同時に、運動エネルギーと電気エネルギーの相互変換時に加速度を保持するという夢のような技術を実現したエレキギター、ベース用ピックアップがEVERTONE PICKUPとなります。
周波数ベースの常識は周波数発生の元となるエネルギーベースの常識へと急速に変化しています。
今後もEVERTONE PROJECTの製品をよろしくお願いいたします。